| VLAC | 株式会社電磁環境試験所認定センター

技能試験について

    

株式会社電磁環境試験所認定センター(VLAC)主催
第14回技能試験(試験所間比較)実施のお知らせ

VLAC技能試験実行事務局

 この度VLACでは、第14回EMC技能試験を下記要領にて実施することにいたしましたので、ここにEMC試験所の皆様にお知らせいたします。

技能試験への参加は、EMC試験所認定の必須条件となっておりますので、特に当センターの認定を取得されているEMC試験所およびこれから認定取得を検討されているEMC試験所におかれましては、技能試験への参加をお願いいたします。

技能試験実施要領

技能試験の目的

  • VLACの技能試験はEMC試験所の電磁妨害波(エミッション)試験設備および測定に使用する機器の特性維持確認ならびに試験結果の妥当性確認を主たる目的としています。

技能試験の形式

  • 今回の技能試験は試験所間の比較測定スキームを基本に、試験品(仲介器)は各試験所間を直接巡回させる形式で実施します。尚、仲介器は1ヶ月に1回程度の間隔で実行事務局にて中間チェックを行います。

技能試験の意義

  • 統計処理データに基づく他サイトとの比較結果が得られ、自社サイトの測定傾向の把握、試験設備・測定機器の早期の異常発見等(日常の始業点検では検出できない測定結果の片寄り)に役立たせることができます。  

技能試験項目

  以下試験項目の測定を、技能試験要領に基づき指定された周波数について実施していただきます。

  • 放射妨害波電界強度 30 MHz - 1000 MHz (基準金属面上、測定距離 3 m)
  • 放射妨害波電界強度 1 GHz - 6 GHz (自由空間・自由空間、測定距離 3 m)     
  • 電源線伝導妨害電圧 150 kHz - 30 MHz(疑似電源回路網を使用する妨害電圧)

試験実施期間

  • 今回の技能試験は、7月 26日より2018年 10月 2日までを全体の測定実施期間とします。
     参加申込書に測定希望週(第1希望から第3希望まで)を記入して頂きますが、ご希望に添えない場合もありますことをご了承下さい。その場合は事務局にて調整させて頂きます。原則として、各試験サイトに仲介器を貸し出す期間は、仲介器の搬送も含めて水曜日(到着日)から翌週火曜日(発送日)までの1週間とします。翌週の水曜日には次の参加試験所へ到着するようにしてください。

参加申し込み
    2017年度第14回予定日程はすべてお申込が完了しました。
   お問い合わせは下記 技能試験実行事務局までお願いいたします。

参加費用

  • 参加費用は、サイト単位で108,000円(消費税含む、以下同)とします。
    ただし、複数の認定サイトを持っているEMC試験所(ラボ)については、2サイト目より75,600円とします。その際、費用請求方法等については調整させていただきます。
    複数サイトの参加を希望する試験所の予約期間、費用については事務局までお問い合わせ下さい。参加費用は、測定日程が確定した後に請求させて頂きます。

技能試験実行事務局

事務局: 株式会社電磁環境試験所認定センター 
認定業務部内技能試験実行事務局
(技能試験を管理試験所に委託せずに実施します)
連絡先: 〒106-0041 東京都港区麻布台2−3−5 ノアビル7階      電話:03-3568-2152 FAX:03-3568-2153
実行事務局E-mail:vlac_emc-pt2017no14@vlac.co.jp
担当者:

小林 修一

情報保護   

  • 参加を申込んで頂いたサイトおよび担当者に関する情報は機密事項として扱い、申込試験所の同意がある場合、または法令等に基づき要請された場合を除き、実行事務局以外には公表いたしません。

EMC技能試験(試験所間比較)の概要

仲介器(供試機器)

  • 以下の機器を使用します。   
    [放射妨害波試験]
    ・VLAC技能試験用仲介器 PTE08および RF-LISN (RF-LISNは放射妨害波試験サイトの供試機器用電源のインピーダンス安定化のため使用します)
    [電源ポート伝導妨害波試験]
    ・VLAC技能試験用仲介器 PTE08

    その他の測定設備・機器は参加試験サイトに装備されたものを使用していただきます。

  

測定周波数

  • 放射妨害波試験
     30MHz〜1GHz:4周波(予定)
     1GHz〜2GHz:2周波(予定)
  • 電源ポート伝導妨害波試験
    4周波(予定)

測定方法および測定結果の記録

  • 仲介器から発生する放射妨害波および電源ポート伝導妨害波をCISPR32に基づき測定し、上記周波数指定の周波数範囲内で最大の妨害波レベルを記録して頂きます。詳細試験要領(別紙2:VLAC-VP12-2017)は、別途提示いたします。

試験結果の提出

  • 試験結果は、添付のデータシート(別紙3:VLAC-VF12-2017)に記入し提出していただきます。
    仲介器の巡回中の事故等を確認するため試験結果を試験終了後、直ちに(遅くとも翌週中)vlac_emc-pt2017no14@vlac.co.jp宛メール添付にて送ってください。万一不審な点が発見された場合には、関係する試験所に対応方法を連絡させていただきます。

試験所間比較・技能試験結果の報告

  • 評価は、ISO/IEC17043で推奨されている統計処理方法により行います。技能試験結果報告書の中で試験所は無作為に付与した試験所記号で表示されます。参加試験所にはそれぞれ自身の記号が通知されますが、自身以外の他の試験所は特定できないようになっています。

以上

 (株)電磁環境試験所認定センター

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